おうっ!
お前らの会社には表彰制度みたいなのってあるか?
おいらの以前勤めていた会社には表彰制度があった。
調理技能大会や、販売促進大会みたいなのがあったな。
調理技能大会では、おいらは「玉子焼きの部」で3位。
販売促進では、「年末ギフト販売」で1位。
「土用ウナギ販売」で1位。
これも、今思い返せば、本当に頑張ったと思う。
そんで、なんで頑張れたかというと、表彰されるからだ。
だが、ただ表彰されるだけでは、おいらは頑張っていないと思う。
そこには、金一封やら、デジタル家電やらの商品があり、おいらにとってはゲーム感覚でやれたことが楽しかったからだ。
おいらはゴルフはしないんだが、ゴルフコンぺなんていうのも、商品を貰えたりするんだろ?
まぁ、そんな感覚だった。
そんで、思ったことがあるんだが、おいらみたいに1位や3位をとれば表彰されるのはもちろんだろうと思う。
そしたら、おいらのモチベーションもまた更に上がって、次回も頑張ろうって気になる。
だけどな、その逆もあるわけだ。
表彰されるってことは、表彰されない奴も当然いるわけだ。
そんで、表彰されない奴らの数の方が圧倒的に多い。
でなきゃ、表彰制度の意味がない。
だけど、表彰されなかった奴らは、「自分も頑張ったんだけどなぁ・・」って気持ちになり、次回への意欲は無くなってしまう事になる。
そんな矢先に、常連のお客からこんな話を聞いた。
「うちの会社では年に1回全員を表彰するんです。」
おいらは???と思ったわけだ。
全員を表彰するってどういう事だ?
チームで表彰という意味か?
全員に表彰するってことは、しないのと同じではないのか?
わずか、0.3秒くらいで頭を巡らせたが答えが出なかった。
そこで詳しくその常連客に聞く事にした。
そしたら、意外な答えが返ってきた。
「実は、一人一人の1番を表彰するんです。」
例えば、“出勤時間が1番で賞” とか、“お客の指名が1番で賞” “机の周りが1番綺麗で賞” みたいな感じで表彰するそうだ。
もちろん、その中に営業成績の1番も表彰するとのことだ。
これを聞いた時、感心したな。
表彰という名の、それぞれの長所を見つけるというやり方だ。
そんで、その長所を表彰することで認めてやる。
そりゃ、伸びるわな。
自己満足感も上がるし、承認欲求も満たされる。
良いことは真似するべし。
今日から若手を表彰することを考えよう。
“包丁1番綺麗に研げたで賞”とか“1番返事が大きいで賞”なんかか??
意外と難しいな・・
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