おうっ!
どの仕事にも言えることだが、特に板場の世界では矛盾することが多い。
そのほとんどが、兄貴分、つまり会社員で言う上司の言う事だ。
良く、テレビの笑い話なんかでも見たことあると思うが、味見を持って行って、「もう少し塩を足せ」って言われたが、塩を足さないでそのまま持って行ってみたら「これで良し」ってな話も事実としてある。
これは、おいらも実験したことがある(笑)
とにかく下っ端っていうのは、複数人の兄貴分に使われることが多い。
こっちの兄貴はこう言ったけど、こっちの兄貴は逆のことを言う。。
これはかなり悩む。。
が、おいらは「あっちの兄貴はこう言いました・・」とは言わない。
じゃぁ、どうするかって言うと、こっちの兄貴の時はその兄貴の望むようなやり方でする。
あっちの兄貴と一緒の時は、その兄貴が望むようにする。
そんで、両方といっぺんにやるときは、格上の兄貴の言う事を聞く。
どちらも同じ立場の兄貴なら、すぐに終わる仕事の方を優先。
まぁ、こんな風に決めて仕事をしていた。
ある程度、自分で優先順位を決めてないと、心がおれてしまう。
尋常じゃない位怒られるんだが、これを続けているとおいらと言う人間性と、自分が言っている矛盾点をわかってもらえた。
人間だから、全員同じじゃない。
まして、読者諸君もおいらと同じ精神の持ち主でもないから、実行するのは難しいかもしれんが、自分で先回りして対応を決めておくとのちのちブレない。
板場で修行して脱落しないための工夫だな。
予備知識として持っておくと役に立つと思うぞ。
実際に10人板場に新人が入ったら8人くらいは辞める。
3日、1週間、一カ月、三カ月、半年、一年、三年・・・
こんな風においらは区切っていた。
3日頑張れたから、1週間まで行ける!!
1週間頑張れたから1か月いける!!
そんな風に思いながら仕事していたのを思い出した。
板場の先輩っていうのは、輩みたいな奴も多くいる。
ってことは、そいつらも厳しい環境を生き抜いてきた2割の奴らだ。
そんな奴らなだけに、根性も座っている。
淘汰されないようにするためにも、自分が兄貴分に可愛がってもらえるような身のこなし方を習得するようにしろ。
これって、文字で書いてもわからんものなんだが。。
つまり言いたいのは、矛盾はつきものってことだ。
この次はもっと具体的なおいらの経験を反していく。
じゃな。
おもしれーと思ったらポチしてくれよな。
タダ読みは無しだぞ!(笑)
おいらと友達になってくれたら、家庭で出来る寿司屋の調味料の一覧レシピをプレゼントするぞ!
友達1000人目指してるんでよろしくな!