よく寿司屋でお客同士が話しているのを耳にするし、時々話しを振られることの一つに、「お寿司を食べる順番は、先ずは白身からですよねー!?」とか「通は、最初に玉子食べてその店の味見するんだよ」とか言ってるのをよく聞く。
まぁ、言わんとすることはもちろん理解できる。
自分に置き換えても「何から食べよっかな」ってなる。
そう、答えは「何から食べよっかな」でいいと思う。
食べたいものを食べる。
今、この瞬間に穴子が食べたければ食べればいい。
マグロが食べたきゃ食べればいい。
ということはだ、お客自身が、お好みで食べるわけだから、何から食べたらのかをおいら達に聞くのはどうかと思うぞ?
だってそうだろ?
子供の時によく学校の先生に言い訳する時に「だって◯◯君がやれっていったもーん」て言ったことあるだろ?
そしたら決まって先生は「じゃ、◯◯君が死ねって言ったらアンタは死ぬんか!」って言うテンプレートの回答で返してくる。
つまりだな、例えは悪かったが、今その時に何を食べた方が良いのかを聞いて、おいらが勧めたものを食べたとしてだ、アンタ自身が食べたいものでなかった場合はどうなんだって思うわけだ。
おいら達に何から食べたら良いのかを聞くのなら、最初からお一人様3万円のコースを食べに行けば良い。
そしたら、お客が何から食べたらいいかを聞くまでもなく、その店で最善だと思う順番から出してくれる。
むしろ、穴子から食べたかったとしても食べれない。
最近は、このての高級店が増えたが、一昔前は、お好みで寿司を食べることが出来る寿司屋は、いわゆる高級店と呼ばれていた。
今は少なくなったな。
だんだんと二極化してきてる。
お任せコースの高級店か回転寿司だ。
その中間が少なくなってる。
一億総中流と呼ばれた日本なので、そこそこの寿司屋がないと、一般ピーポーは、なかなか本物の寿司を食べる機会がない。
そうなってくると、年に一度、高級店に行くか、月に2回ほど回転寿司に行くかになってしまう。
つまりだな、そこそこの店に来た時は、回転寿司のように自分の食べたいものを頼み、高級店のように雰囲気を壊して周りに白い目でみられないようにすることだ。
だいぶ話はそれてしまったが、食欲は人間の止めることのできない欲求だ。
好きなものを食え。
好きなように食え。
寿司を食いに来たお前らが美味しいと言ってくれることが一番おいら達には励ましになる。
そしたら、おすすめのネタをサービスするかもだぞ。
え!?
「だからそう言うこと聞いてるんですけど!」って!?
昼寝タイムに書くと寝ぼけて収集つかなくなることがある。
おいらは、好きな時に好きなものを食い、寝たい時に寝る。
こういう生活を目指してる。
寿司の話からズレたな。