寿司職人の戯言

お客は寿司職人の辞書である。

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寿司屋に来る客っていうのは、大概の場合いろんな寿司屋に足を運んでいる。

なかには一軒だけを信者のように通う奴もいるが、やっぱりそれでも、いろんな寿司屋に行って比べた結果、その一軒に決めるのが通常だ。

決める基準としては、値段もあるだろうし、雰囲気もあるだろう。

ネタの良し悪しももちろんある。

寿司職人との相性もある。

そんなこんなで一軒に決めているのだとおいらは思っている。

つまり、お客はいろんな店に行って、いろんなものを見て来ている。

なので、知識も味覚も良いものを持っている人が多い。

カウンター越しに話をしていると、「すげーな、このおっさん、寿司職人より食材の産地とか旬に詳しいわ」っていうような奴が結構いる。

こんなお客が来た時は、知ったかぶりをするのではなく、こいつらの知識を自分のものにしてしまうのが良いと思い、話を聞き出すことに徹する。

するとだな、おいら達みたいな魚のプロが自分に聞いてくるもんだから、お客としても気分がいい。

すると、包み隠さずにいろんなことを教えてくれるという筋書きだ。

つまり、おいらは客の知識を自分の辞書として使っている。

高級な店であれば、自分の金を使っていく事はそうそうできないだろ?

おいら達が客の寿司のうんちくを聞き出す事で、客は気分が良くなる、おいら達は知識が増えて、他の客に話すことができる。

さらに気分良くなった客は、個人的にも仲良くなるし、再度の来店にもつながる。

俗に言うwin-winという関係が出来上がる。

寿司職人に限らず、聞き上手になると特をすることが多いぞマジで!

どうだ勉強になっただろ?

え!?知ってるって??

結局な、おいらが言いたかったのは、おいらは勉強熱心だということだ。

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タダ読みは無しだぞ!(笑)

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板長

板長

この道約30年の寿司職人。 お客さんと星の数ほどの出会いから面白いネタや寿司屋の裏話なんか書いていこうと思ってんぞ!たまーに役に立つレシピなんかも書くんで見逃すなよ(^ ^)

寿司を握れるようになりたいならこれ見とけ!

意外と寿司を握りたいというやつは多い。

寿司は握るだけなら簡単だ。

寿司は握れるようになるまでの仕込みや下仕事の方が100倍難しい。

ちゃちゃっと握りだけ覚えたいやつは黙って買え!

寿司・刺身上達法

この商材は、おいらの友人の小川洋利さんが作った商材だ。 お前らも多分、テレビで見たことあると思うぞ。 海外で間違った寿司を作ってるやつらのところでマスクマンとして行って正しい寿司の作り方を教える。 そんな番組見たことないか!? 【ぶっこみジャ〇ニーズ】っていう番組だ。 ほぼ、おいらと同じ経験をしていて、おいらが作ろうと思っていた商材を先に作った人だ。 寿司を覚えたいのであれば黙って買え!レベルの商材だ。

小川さんは、書籍も出版しているぞ!

若かりし頃の修業時代や、海外での仕事などの事も書いている。

お前らの知らない世界がたくさんあって、非常に面白い読み物になっていると思うわけだ。

もちろん、おいらも購入した。

寿司を握れるようになりたいと思っているお前らのために、おいらが小川さんの事を少し話してやろと思う。

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