寿司屋に来る客っていうのは、大概の場合いろんな寿司屋に足を運んでいる。
なかには一軒だけを信者のように通う奴もいるが、やっぱりそれでも、いろんな寿司屋に行って比べた結果、その一軒に決めるのが通常だ。
決める基準としては、値段もあるだろうし、雰囲気もあるだろう。
ネタの良し悪しももちろんある。
寿司職人との相性もある。
そんなこんなで一軒に決めているのだとおいらは思っている。
つまり、お客はいろんな店に行って、いろんなものを見て来ている。
なので、知識も味覚も良いものを持っている人が多い。
カウンター越しに話をしていると、「すげーな、このおっさん、寿司職人より食材の産地とか旬に詳しいわ」っていうような奴が結構いる。
こんなお客が来た時は、知ったかぶりをするのではなく、こいつらの知識を自分のものにしてしまうのが良いと思い、話を聞き出すことに徹する。
するとだな、おいら達みたいな魚のプロが自分に聞いてくるもんだから、お客としても気分がいい。
すると、包み隠さずにいろんなことを教えてくれるという筋書きだ。
つまり、おいらは客の知識を自分の辞書として使っている。
高級な店であれば、自分の金を使っていく事はそうそうできないだろ?
おいら達が客の寿司のうんちくを聞き出す事で、客は気分が良くなる、おいら達は知識が増えて、他の客に話すことができる。
さらに気分良くなった客は、個人的にも仲良くなるし、再度の来店にもつながる。
俗に言うwin-winという関係が出来上がる。
寿司職人に限らず、聞き上手になると特をすることが多いぞマジで!
どうだ勉強になっただろ?
え!?知ってるって??
結局な、おいらが言いたかったのは、おいらは勉強熱心だということだ。
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タダ読みは無しだぞ!(笑)
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