おうっ!
料理人をやっていると、“ふっ”と変なことを思いつく。
料理は、雑味があるから美味しいって話なんだが、雑味って聞くと、」どうも悪者にしか聞こえないよな。
イコール、美味しくないものみたいな感じだ。
実際は、雑味にも色々とある。
たしかに、一般的にお前らが思っている雑味というのは、悪玉の雑味で、これは取り除かないと料理は不味くなる。
その逆で、善玉の雑味ってやつは、加える事で旨味になるもんなんだ。
この雑味の「雑」っていうのがポイントで、お吸い物のような澄んだ味に対しての「雑」ってことだ。
わかりやすく、人間に例えるとだな、「面白い奴」とか「かっこいい奴」とか「優しい奴」とかって事だ。
例えば、秋口には欠かせない料理に、土瓶蒸しってのがある。
言わずと知れた、土瓶蒸しといえば松茸が主役だ。
松茸だけで土瓶蒸しを作ってももちろん美味しい。
だけど、そこには、海老だったり、ハモだったりが入る事で、相乗効果でさらに美味しい出汁になる。
松茸の風味がより一層高まることになるわけだ。
雑味があるから、厚みのある味になるし、深みのある味になる。
結果として、お客にとっては忘れられない味になるってもんだ。
ただ勘違いしてはいけないのが、雑味だとなんでもいいかって言うとそうではないってことだ。
その料理の中心がなんなのかで、変わってくる。
人間と同じで、相性ってものがある。
個性を引き立たせてくれるもんじゃないといけないということだ。
せっかくなので、料理に使う雑味で手頃なものを教えてやろう。
それは、「煮干し」だ。
味に深みがないと思ったら使ってみたらいい。
まぁ、お前らが家で料理するとは思ってはないけどな。
彼女にでも教えてやったらいいぞ。
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