おうっ!
今日はな、寿司屋の仕事のひとつ、笹切りについて書いていく。
最近はな、この笹切りっていう仕事をやる寿司屋ってのが非常に少ない。
せっかくの寿司の技術の一つなのになくなっていくのは非常に寂しいのである。
これを機にだな、少しでも興味を持ってくれる奴がいれば、おいらとしては嬉しい限りだ。
そんでだな、笹きりという技術を始めると、だいたいの寿司屋の坊主たちはハマる。
やりだすとすんげー面白い。
もちろんおいらもその一人なわけだが、笹切りというのは、基本の作り方は笹を半分に折って、それを切り進めていくことで、左右対称のものを切る。
これを寿司に盛り付けて、笹が乾き切る内までに寿司を食ってくれという合図に使う。
いや、使っていたというべきだな。
そんで、一発目にかるーく切った「フクロウ」の画像を載せてみるぞ。
不苦労って言って、縁起物の笹切りだ。
これは、半分に折って切っているのではなく、笹を一枚まるまる使って切り進めていく。
もちろん、下書きなんかはない。
お手本となるべきものはあっても、下書きはない。
下書きなんてしていたら笹が乾いて切れなくなる。
そもそも、笹に下書きなんてできない。
上記の画像はなんか不思議だよな?
切っているはずなのに透かしが入っているように見える。
切り抜けてないように見える。
これは、切った笹を切ってない笹に重ねているだけだ。
これも、綺麗に見せるテクニックの一つだな。
気が向いたので、笹切りを載せてみた。
暇になったらまた載せるわな。
お前らも笹切りやりたかったら、笹とお手本買えよ。
そんなに高くねーから。
上記の書籍が1番わかりやすいぞ。
もちろんおいらも持っているのはいうまでもない。
今度、この書籍について詳しく書いてみる。
じゃな。