おうっ!
おい、そこの自動車販売会社に勤めてるお前!
お前んとこに、車を買いに来た客にどんな車を勧めるんだ!?
値段も手頃で、一番売れている人気車か?
それとも、値段もそこそこ高くてマニアックな人気のない車か?
または、誰もが羨む高級車か?
売り手側の考えからだと、値段の高いものを売りたいだろうな。
だけど、人には趣味趣向がある。
金持ちだからといって、必ず高級車に乗りたいわけではない。
また、普通のサラリーマンでも背伸びして高級車に乗りたがることもある。
つまりだな、商売で成功するには、「値段も手頃で、一番売れている人気車」を売るのではなくだな、お客が欲しいと思っているものを売るのが秘訣だ。
おいら達寿司職人でもそれは考えて商売しているぞ。
いくら新鮮で今日一押しの鯛があっても、「白身が苦手なんだよね〜」って客に勧めることはない。
例え、それほどお勧めではないマグロであっても、お客がそれを望むならそれを握る。
極端な話だが、いくら人気があってもおいらの店の巻寿司を毎日食べるやつはいない。
人気があって売れていても、それは単に売れているという現象なだけだ。
なので、いつかは飽きられる日が来るということだ。
それを打破するには、新しい寿司、商品を開発する必要がある。
新しい商品を作るということは、情報を集めてそれを参考にするということだ。
いろんな寿司屋に食べに行く。
テレビの寿司の特集を見る。
書店で立読みもいいだろう。
一番大事なのは、ターゲットとしている地域の特性を知ることだ。
なんといっても、地域というのは、そこに住んでいる人間そのものの表れだ。
冠婚葬祭なんかが一番良い例だ。
地域によって本当に色々だ。
料理で言えば、おせちなんかは千差万別。
地域ごとに濃い特徴がある。
とにかく、地域の特徴というのを加味して考えなければならない。
もう一つ、役に立つことといえば、異業種から学ぶことも多い。
おいらは、よく盛り付けなんかに影響が出ている。
いろんなものを見ることによって、面白いとか、すごいって思ったことが、無意識のうちに真似していることが多い。
異業種で人気があるものを題材にして、自分の業種の商品にリンクさせたりすることで、目新しいものがうまれることもある。
たとえば、おいら達の寿司でいえば、巻寿司でアンパンマンを描くなんていうのが最もな例だ。
飾り巻寿司っていうやつだな。
もう一つ重要なことは、意外と客は自分が欲しているものがなんなのかわからないことも多い。
そういう客には、オススメのものを見せてあげると良い。
とにかく、お客が何を欲しているのだろうかと、意識を傾けていることが大事なわけだ。
あとは、定期的な勉強をすることだ。
お〜!我ながら良いことを書いたな。
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